月経前症候群PMSや生理前の精神的な鬱PMDDの治療のために病院に行く場合は何科に行けばいいのでしょうか。

産婦人科・心療内科・内科などの治療方法を説明します。




産婦人科によるPMS・PMDD診察と治療方法

PMSやPMDDは女性特有の症状ですし、月経・生理に関連するものなので産婦人科・婦人科に診察に行く人が最も多いかと思います。

特に、頭痛・腹痛・腰痛・便秘・下痢・吐き気などPMSの身体的症状に悩む女性は産婦人科で診察をうけるのがいいかと思います。

産婦人科ではPMS・PMDD治療には、低用量ピルを処方して排卵自体をストップさせることで、女性ホルモンの波を緩やかにすることでPMS症状を緩和・改善していく方法があります。

 

ただ、低用量ピルには、太りやすくなる、肌荒れが起きる、吐き気などの副作用があります。

PMS・PMDDの根本原因を治療するわけではありませんので、飲むのを止めると症状がぶり返してしまいます。

 

また、低用量ピルの服用をしたくない場合には、病院によっては希望すれば漢方薬の処方箋を出してくれるところもあります。

参考:月経前症候群PMSの治療の漢方薬の効果について

 

産婦人科は保険が適用され、診察料・処方箋代・低用量ピル(1ヶ月2,000〜3000円程度)の料金がかかります。

心療内科・精神科によるPMS・PMDD診察と治療方法

特に精神的な症状が強く出ていて生理前に憂鬱になる女性は、心療内科や精神科での診察を受ける選択肢もあります。

憂鬱の原因が月経周期によるものだと知らずに自分がうつ病なのではないかと感じて、心療内科や精神科に診察に行く方もいるようです。

かく言う私も、最初は心療内科で診断と治療を行っていました。

 

心療内科や精神科では、一般的に、抗うつ薬や抗不安薬などを処方することでPMDD症状の治療を行います。

PMDD症状は女性ホルモンバランスと環境要因に、身体と脳が追いついていかずに、セロトニン(幸せホルモン)などの濃度が脳内で落ちることで情緒的な症状が発症します。

抗うつ薬や抗不安薬によって、セロトニン量の減少を抑えるなどで症状の緩和を行います。

 

抗うつ薬・抗不安薬には、目眩・吐き気・不眠・過眠・食欲減退・倦怠感などの様々な副作用があります。

またPMS・PMDDの根本原因を治療するわけではありませんので、飲むのを止めると症状がぶり返してしまいます。離脱症状によって悪化をする可能性もあります。

参考:PMSの治療に抗うつ剤が効かないと言われる理由




内科・婦人科・女性クリニックの栄養療法によるPMS・PMDD治療

PMS・PMDDの症状の根本原因を改善して完治させるには、生活習慣の見直しが必須となります。

月経周期による女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のバランスは、排卵と生理が来る限り続くものですので、それに身体的・精神的に耐えられるように体質改善をしていかなければいけないからです。

 

脳内のセロトニン濃度低下による精神的な鬱症状や、

善玉コレステロール不足からくるプロゲステロンの質低下による身体的なPMS症状

機能性低血糖によるPMS症状などを、

栄養学の観点から少しずつ改善させていくアプローチです。

栄養療法による治療は、時間がかかりますが効果が高く完治させる可能性が高く、3ヶ月の栄養療法でPMS・PMDD症状が劇的に改善された事例が多くあります。

アメリカでは一般的なPMS治療法になってきていますが、日本ではまだそこまで一般的ではありません。

 

日本では、内科・婦人科・女性クリニックなどで病院によって栄養療法を実施してくれます。

参考:PMS症状を総合的に改善するにはPMS用サプリメントがオススメです
⇒管理栄養士が選ぶPMS改善サプリメントおすすめランキング