こんにちは!管理栄養士として働くPMS改善マニアのマリホといいます。
このサイトは、栄養学の観点から女性の健康について研究している仕事の一環としてPMS改善について私が学んだことを元に書いています。
月経前症候群PMSの身体的症状で、人によって蕁麻疹が出ることがあります。
かゆくて厄介な蕁麻疹が出るPMS症状はどういうものか、原因や症状を緩和させる方法を紹介します。
参考:PMS症状を総合的に改善するにはPMS用サプリメントがオススメです
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目次
蕁麻疹が出るPMSの具体的な症状について
PMSに悩む女性による下記のような悩み相談がネットにありましたので紹介いたします。

生理が始まる直前に顔(こめかみや頬)に赤く盛り上がるような蕁麻疹が出ます。
大きさは大きいもので直径8mm程度、小さいものでは2,3mmです。
仕事がハードで疲れていて体調が悪い月には、顔中に現れて蕁麻疹どうしが膨らんでつながっていき自分でも鏡を見るのが怖いぐらいに肌がボコボコになることがあります。
仕事が終わり帰宅後の夕方から夜にかけて発生することが多く、肌が熱を帯びていてかゆみもありますが、できるだけ肌に触れずに早めに刺激を与えないようにメイクを落とすように心がけています。
蕁麻疹は一晩寝るとほとんどひいていますが、寝ている間に無意識にボリボリかいてしまった部分は翌朝見てみると血がにじんでいたり、プクッと小さな水ぶくれができていることもあります。
後のちシミになることを恐れていますが、今のところこめかみや頬には蕁麻疹が原因と思うような同じ場所でのシミ発生はありません。
生理には入ると、なぜか蕁麻疹はでることがありません。
生理前症候群PMSで蕁麻疹が出る原因
PMSで蕁麻疹が出る原因は、排卵を期にして女性ホルモン量(エストロゲンとプロゲステロン)が大きく変動して、着床準備のために子宮周辺において多くの栄養素が消費されることで、全身の血液や酵素の流れが変わるためです。
血流が子宮に集中し流れが部分的に悪くなるということは、肌細胞に本来送り込まれるべき酸素や栄養も滞り、毒素の排泄機能も低下します。
こういった女性ホルモンの乱れ、血流の乱れ、栄養素や毒素の循環不良によって、皮膚の肥満細胞から蕁麻疹の直接的な要因となるヒスタミンが放出されて蕁麻疹が出るのです。
生理前のPMS期には顔がほてったり、頭がぼーっとする、手足が冷えるなどの状態になります。
肩こりなどもひどくなるので、首や頭、顔まわり全体の血行が悪くなっている部分的な貧血状態です。
じっとしたままで仕事をしている時間が大半の事務職の女性は特に、肩や首の凝りがひどなり、頭皮も堅い状態になります。
生理前の血流の変化は、普段から血流量の少ない顔、頭、首、肩などへの酸素や栄養素の供給を減らし毒素を停滞させ、行き場のなくなった毒素が肌表面へ現れ蕁麻疹という肌トラブルを引きおこします。
慢性的に蕁麻疹が出る場合は皮膚科に相談を
慢性的に蕁麻疹が出ている場合は、PMSが原因の蕁麻疹ではありませんので皮膚科に行くことをオススメします。
蕁麻疹はヒスタミンが原因ですから、皮膚科では抗ヒスタミン剤か抗アレルギー剤の内服薬が処方されます。
痒い部位にはステロイド剤の軟膏かクリームが良く効きます。
どうしても夜になってもメイクが落とせない用事がある時や、リンパマッサージをする時間の無い時には、非常手段としてメイクの上から蕁麻疹を抑える軟膏(フルコートなどのステロイド薬)を指の腹に取って、チョンチョンと蕁麻疹のひどい部分だけに乗せるように薄く塗るといいでしょう。
PMS期の蕁麻疹を緩和させるリンパマッサージ
リンパをマッサージしてリンパ液の流れを促進させることで、血流が滞り停滞している毒素の排泄を促します。
滞っていたものが流れ、蕁麻疹だけでなく肩こり、首や頭の重さなど緩和されることが期待できます。
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PMS期の蕁麻疹を根本的に解消するための生活習慣
PMS期に蕁麻疹が出る症状の根本的な治し方は、生活習慣を見直してPMS症状の原因である2点を改善することです。
- PMS期の女性ホルモンバランスの乱れを抑える
- 栄養素を十分に摂取して血行不良・鉄分不足を補う
これらを改善するには、下記のような必要な栄養素を十分にとることが一番の近道です。
鉄分
鉄分はPMS期に最も不足する栄養素です。ヘム鉄と呼ばれる吸収されやすい動物性食品に含まれる鉄分を摂取しましょう。
鶏肉・豚肉・牛肉などの赤身や魚を食べるようにしましょう。
マグネシウム
ほうれん草や小松菜、煮干し、わかめ、納豆、アーモンドなどに含まれます。
1日270~290mgを目安に摂取しましょう。
ビタミンE
女性ホルモンのプロゲステロンの質と量を良くするためのビタミンEです。
アーモンド、ひまわり油、とうがらし、麦芽玄米、ココナッツオイルなどにビタミンEが多く含まれています。
PMS改善サプリによる補助も効果が高い
上記のような食生活は、私達の普段の生活で取り入れていくのはなかなか難しいものですので、サプリメントによる補助摂取がとても有効です。
PMS改善のための専用サプリであれば、ホルモンバランスの調整とPMS改善に必要な栄養素がまとめて摂取できます。
サプリを1〜2ヶ月飲み続けると、女性ホルモンの乱れや血流の乱れがだいぶ収まるはずです。
管理栄養士の観点から見て最もオススメなPMSサプリ「女性のミカタ」
私は身体面でも精神面でもPMS症状が結構重くて悩んでいました。
心療内科や婦人科に通ったこともありますが、根本的な改善にはならず。。。
そこで飲み始めたのがPMSサプリの女性のミカタ。
元々は日経WOMANという雑誌で「PMSを改善させるサプリ」が紹介されていて知ったのがキッカケです。
そこから15商品以上のPMSサプリや医薬品「プレフェミン」などの配合成分を全て比較してみたところ、管理栄養士の私の視点からみて、女性のミカタが成分・効果・コスパが最も良かったです。
↑こんな感じでpmsサプリの成分比較をしてみました。
飲み始めて1ヶ月くらいで明らかにPMS症状(私の場合は、イライラ・不安感・うつ・関節痛など)が良くなったので、PMS改善には確かに効果があると思います。
こんな感じの袋です。飲み始めて3ヶ月めです。
女性のミカタには、すこやか編・やすらぎ編と2種類があり、それぞれ配合成分が異なります。
すこやか編は身体的なPMS症状向け、やすらぎ編は精神的なPMS症状向けなのですが、どちらもPMS改善に必要な成分が含まれているので、私は両方購入しています。なので、1ヶ月で2袋ですね。
身体的な症状が強い方でも、精神的な症状が強い方でも、両方飲むことを私はオススメします。
1粒はこの位の大きさです。ちょっと大きめですが、水で普通に飲めます。
成分表には、月見草油(γ-リノレン酸)やチェストベリーエキス、イソフラボンなどPMS改善に効果がある成分が記載されています。
この成分で1ヶ月1,800円(1日60円)はめちゃくちゃコスパいいです。
PMS症状で悩んでいる女性は試してみるといいと思いますよ(^^)
女性のミカタはドラッグストアやAmazonなどでは購入できず、公式通販のみでの販売です。