月経前症候群PMSの身体的症状で、人によっては「慢性的な微熱が出る」というものがあります。
微熱が出るPMS症状はどういうものか、症状を緩和させる方法を紹介します。
慢性的な微熱が出るPMSの具体的な症状について
私の場合は、生理が始まる一週間ほど前から少し怠さを感じるようになり、怠さを感じ始めた次の日から平熱が36度ぐらいの人で、37度前後の微熱が生理が始まる前の日まで続きます。
病気による発熱ほどではありませんが少し頭がクラクラするくらいの微熱が出る人が多いです。
基礎体温を計っていると分かりやすいですが、例えば、私の場合下記のように症状が出る事があります。
- 生理が始まる6日前に怠さを感じ始める
- 5日前の夕方に36.9℃
- 4日前は朝から37.2℃
- 3日前は朝は36.8℃でしたが夕方に37.3℃まで上がり最も高い熱が出る
- 2日前から下がり始め37.1℃
- 1日前には36.8℃
- 月経が始まると平熱36℃まで下がっていく
怠さを感じるようになると、朝起きてから朝ごはんを食べるまでの間に基礎体温計ではなく普通の体温計で熱を測るようにしています。
前回の生理周期3日目のように夕方になって熱が上がっているように感じる時は測ることもありますが、だいたい1日1回の検温にして、あまり気にないようにして過ごしています。
生理前症候群PMSで慢性的な微熱が出る原因。出産がきっかけでPMSになる場合も
私は、産後にPMSによる微熱が出るようになったため、出産を経験したことによるホルモンの乱れや体の変化、育児による慢性的な疲労や授乳中であることが微熱が出る原因なのではないかと思っています。
授乳と育児疲れによって貧血気味の時や、体が冷えている時に高めの微熱が出ることが多いように感じるので、その辺りも関係しているのではないかと思っています。
出産前も生理が始まる前に体の怠さを感じることは多かったので、元々の体質によるところもあると思います。
一度、婦人科で相談したことがありますが、授乳中であることと3歳と1歳の小さい子どもがいることで、今は特に検査や基礎体温のチェックなども行わずに、しっかりと睡眠をとってバランスの良い食事を心がけるように指導を受けました。
同じように産後にPMSによる微熱が出るようになった友人もいるので、出産というのは女性の体、特に生理など女性特有の体調の変化に多大な影響を及ぼすものなのだな…と実感しております。
慢性的な微熱が出るPMS症状を緩和させる方法
私の場合は、育児疲れや体の冷え、疲れと授乳による貧血などが原因かと思っているので、睡眠を出来る限り長めにとるようにしたり、リラックスして休めるように枕を変えたり、寒い時期には冷えを防ぐ為に朝昼晩の1日3回お白湯を飲むようにしたりしています。
体のむくみを感じている時には足を高くして寝たり、生理前や寒い季節に限らず毎日腹巻を着用して冷え対策をしています。
また、普段の食生活で葉酸と鉄分が多く含まれているものを取り入れるように心がけたり、糖分を摂りすぎないように心がけるようにしています。
特に激しく体が疲れていると感じる時には授乳期に有効なサプリメントを飲み、葉酸や鉄分、カルシウムを補うようにしています。
これらの対策よって微熱が解消されることは今のところありませんが、微熱が出る前の体の怠さが少し楽になったように感じたり、また、楽に感じた時は1番高くて37.1°Cぐらいまでしか熱が上がらないことが多いです。
少しは効果があるのかな?と思いながら、出来る範囲で続けていますが、医学的な根拠はないので気休めに過ぎないようにも思っています。
気休めでもほんの少しでも楽に感じることが出来るので、メンタル面の効果は絶大です。
生理が来るだけでもしんどく感じるのに、生理前に微熱が出ると本当に気持ちが落ち込みます。
根拠がなくても少しでも良いと聞いたり感じたりしたことは試してみることにしています。
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