月経前症候群PMSの身体的症状に、「慢性的な強い眠気」というものがあります。

強い眠気が出るPMS症状はどういうものか、症状を緩和させる方法を紹介します。




眠気がするPMSの具体的な症状について

生理予定日の2週間前くらいになると、特に寝不足というわけでもないのに、慢性的な強い眠気を感じます。

特に酷いのが日中、仕事をしている最中です。

デスクワークが主な業務形態な女性は、身体を動かさないこともあって、デスクに向かっていると、猛烈な眠気が襲います。

文章など読んでいる時は最悪で、同じ文を2回も3回も読んでしまうことがたびたびです。

とにかく今すぐに、体を横たえて目をつぶりたい!何もかも放り出して眠りたい…!

という衝動に駆られますが、会社ではそういうわけにもいかないので、なんとか堪えます。

しかし眠いのに眠れない…という事態にイライラが募って、仕事が手につかなくなります。

 

普段でも、昼食後など、眠気を感じることはありますが、生理前の眠気は普段の眠気より強烈です。

デスクを立って気分転換をはかっても、コーヒーなどカフェインを取っても解消しません。

粘っこい眠気…と感じる女性も多いのですが、とにかく粘りつくような頑固な眠気です。

ひたすら眠気が遠ざかるのを待ち続けるしかありません。

 

生理前症候群PMSで強い眠気が出る原因

生理前に強い眠気が出るのは、女性ホルモンバランスの影響、具体的には黄体ホルモンのプロゲステロンが影響しています。

女性は、生理周期に合わせて、エストロゲンとプロゲステロンの働き方が交互に現れます。

これらホルモンの働きが、基礎体温の変動に影響します。

排卵までは、エストロゲン優位で、低温期です。

排卵後はプロゲステロンの影響で、基礎体温は高温期に入ります。これは、妊娠を維持するために子宮やその周りの血流を増やしたり、内膜を受精卵のために心地よく整えるために必要な働きです。

 

しかし、「眠り」だけにフォーカスすると、困った作用を起こします。

人は、体温が上がって下がる時に眠気を催しますが、プロゲステロンが効いている高温期は体温が下がりづらく、自覚は無くとも、いつもより夜の睡眠の質が下がります。夜にきちんと眠れていない分、日中の眠気が強くなります。

また、プロゲステロンそのものに眠気を誘引する作用があるとも言われており、プロゲステロン優位の時期は眠気が強くなるのは、ある意味仕方ないことです。




強い眠気を感じるPMS症状を緩和させる方法

  • 普段より多めの睡眠を摂る
  • 身体を冷やさずに睡眠を摂る
  • 適度な運動をする
  • アルコールを控える
  • 甘いものを控える

などが症状を緩和させる方法です。

眠れる環境である時は、ひたすら眠ります。無理やり眠気を堪えると、イライラまで酷くなるので、我慢せずに体を休めることにしています。

オフィス仕事をしている時はそうもいかないので、まずは夜の眠りの質を上げるために、体温を上げて下げる…環境を意識して作ります。

具体的には、寝る前にぬるめの湯船にゆったりと浸かり、湯冷めする頃に床につきます。

日中に意識して体を動かすのも効果的です。

 

PMS症状が出ている時は運動をする元気は湧かないことが多いので、いつもより階段を登るようにする、とか、オフィスをなるべく歩き回る…といったような簡単なことをやります。

 

アルコールが睡眠の質を下げるので、なるべく控えめにしています。(大好きな人には辛いところですが。)

 

昼間の対策としては、血糖値を急に上げ下げするのが眠気を誘引すると聞いたことがあるので、甘いものを控えめにします。特にチョコレートなど、生理前は食べたくなる気持ちが強くなりますが、できるだけ控えるようにして、どうしても食べたい時はガムなどを噛んで気を紛らわせています。

 

私は昼食後に眠気が特に強くなるので、眠気を少しでも抑えるために、昼食を腹七分目くらいに控えています。

これは自分の中での比較ですが、小麦をがっつり食べると眠気が強い気がするので、なるべく和食を選びます。

どうしても眠気に襲われた時は、トイレなどで5分くらい目をつむる時間を作ります。完全にすっきり…!とはいかないですが、多少は和らぎます。

ただ、どんな対策をしても、ホルモンの影響で眠くなるのは仕方ないことだと思うので、ある程度は許容して、体を休める時期なんだ…と無理をしないように、なるべくたくさん寝るように心がけています。

参考:PMS症状を総合的に改善するにはPMS用サプリメントがオススメです
⇒管理栄養士が選ぶPMS改善サプリメントおすすめランキング