こんにちは!管理栄養士として働くPMS改善マニアのマリホです。
このサイトは、栄養学の観点から女性の健康について研究している仕事の一環としてPMS改善について私が学んだことを元に書いています。
生理前のPMS期になると、精神的な情緒不安定から悪夢を頻繁に見ることがあります。
夢の中で、人間関係においてすごく嫌なことが起こったり、何かに追いかけられて真っ暗闇にひとりぼっちになってしまったり。
夜中にうなされて起きてしまい、その日は一日すごく憂鬱な気分ですごさなきゃいけなくなったり。
そんな悪夢を見るPMS症状はどういうものか、原因や症状を緩和させる方法を紹介します。
参考:PMS症状を総合的に改善するにはPMS用サプリメントがオススメです
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目次
悪夢を頻繁に見るPMSの具体的な症状について
生理前は情緒不安定からくるのかよく悪い夢を見ます。
通常は夢もあまり記憶に残らないものだったりしますが、生理前の悪夢だけは、言葉では難しいですが、夢と現実の境目にいるような不思議な感覚があったりします。
普段気にしている事や、その日や以前に起こった自分自身にとても嫌な内容が出てきます。
PMS期は何かとネガティブな心理状態になるので、そういった負の感情が心の奥底では蓄積されていて、夢として現れてくるのでしょう。
悪夢のせいで途中途中で目覚め、結局は質の良い睡眠も取れず、生活リズムも狂わされたようになり、翌日の身体の調子や気持ち的にも気だるさが残ります。
生理前症候群PMSで悪夢を頻繁に見るのは情緒不安定によるもの
夢というのは普段の生活における自分の心理状態に大きく反映されます。
精神的に不安定な時は誰でも悪夢を見ることがありますが、特にPMS症状の重い女性の場合は毎月サイクル的にそういう時期があり、それは女性ホルモンのバランスの乱れから引き起こされるものです。
なぜPMS期に情緒不安定になるのか
PMS症状は日本人女性の約8割が症状に悩んでいると言われていて、精神的なものだけでなく、身体への負担や不眠にも繋がり、自律神経をも乱れさせます。
PMSは、排卵後〜生理開始までの間に、女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)の分泌量が大きく変化することで起こります。
PMS期には、女性ホルモンバランスの大きな変化によってエストロゲンという卵胞ホルモンが減少するのですが、エストロゲンが減少すると、脳内物質であるセロトニンの分泌も急激に減少してしまいます。
セロトニンとは脳内の三大神経伝達物質の1つで主に情緒安定をつかさどり、幸福感を感じさせることから「幸せホルモン」とも言われます。
セロトニン分泌量の減少やセロトニン受容体の低下は、うつ病と大きな相関関係があると言われています。
PMS期はこのセロトニン量が急減することで、脳内では幸福感を感じる量が下がり、理由もなく孤独感を感じて不幸な気持ち、鬱のような精神状態になってしまうのです。
さらにPMS期は、妊娠準備のために身体の栄養素の多くが子宮周りに消費されることで、身体が鉄分不足(鉄欠乏性)になります。
鉄分不足になると酸素が全身に行き渡らなくなり、疲れやすい、イライラする、集中力低下、貧血などの症状が現れたり、幸福感と快感を促すセロトニンとドーパミンの分泌量も減らします。
PMS期にネガティブ思考になったり、イライラしたり、不安感に襲われるのはこういった理由からと言われています。
PMS期に悪夢を見る症状を緩和させる方法
質の高い睡眠をとりやすく心がける
質の良い睡眠を取れれば、深い眠りにつく事もでき、自律神経も乱れる事が防げます。
寝ようと思う2時間前には部屋を暗くしたりして、脳への刺激を和らげて、眠りを誘う状況をつくる事が大切です。
眠りにつく少し前に青汁を飲む人もいますが、青汁に含まれる成分で快眠に効果のあるものがありますのでドラッグストアなどで選んでみるのもいいでしょう。
寝る前にコップ1杯の常温の水を飲むと良いのも、寝ている間に体内で起きている循環などのサポートをするためだったりします。
セロトニン分泌を促進させる最も簡単な方法が「日光を浴びること」
PMS期にセロトニン分泌量が減少することが、情緒不安定になる1つの主な原因だと説明しましたが、セロトニン量を増やす一番手っ取り早い簡単な方法が「日光を浴びる」です。
また日光を浴びることでセロトニン量が増えることによって、夜間にはメラトニンという睡眠を促す脳内ホルモンの分泌量が増えるので、より質の高い睡眠をとることができるようになります。
曇りの日であっても、日光は十分浴びることが出来ます。
ベランダや公園、自室の日当たりの良い場所などで最低30分は毎日日光を浴びましょう。
注意点としては、日光は目から多く身体に取り入れられるため、サングラスなどはしないようにしてください。
セロトニン不足と鉄分不足を補う食事
女性ホルモンのバランスが原因の1つなので、バランスをある程度乱さないように心がける事で回避できる事もあります。
セロトニンは食べ物から摂取できるものではありませんが、セロトニンの原材料になる必須アミノ酸であるトリプトファンを多く含む食べ物を積極的に摂取することで、セロトニンを増やすことができます。
食事1つでも、少しはバランスが変えられるので、マグロやカツオ、アーモンド、大豆に含まれるイソフラボンなど多く摂取してみるなどして、生理前だけでも食生活を変えてみる努力も必要です。
大豆製品であれば豆腐や納豆など手軽に摂取できるものも多いです。
また間食にはアーモンドフィッシュを食べるなどできます。
マグロやカツオは普段の食生活の中で食べる機会は少ないですが、サプリメントもありますし、切り落としも安価で販売されているので山かけにしたり、そのまま食べたり色々できると思います。
ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシンもセロトニン生成に必要です。
鉄分不足には、ヘム鉄と呼ばれる吸収されやすい鉄分を含む肉類・魚類を多く食べるようにしましょう。
PMS症状の改善に最も効果が高いと言われているチェストベリー
女性ホルモンの分泌バランスを保つ効果があるとして特にPMS研究のさかんな欧米では当たり前のように女性に親しまれているハーブです。
チェストベリーは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌量のバランスを整える効果があり、特に黄体ホルモンの質や量が落ちている時に、それを改善する効果があります。
毎日の食生活を改善することでこれらは達成出来るのですが、毎日これらを食事で補うのは正直かなり大変ですので、サプリメントを併用するのが良いです。
私自身は、PMS改善サプリを飲むことで、悩んできたPMS期の不安感・寂しさ・孤独感・ネガティブな気持ちは最近ではほとんど感じないようになりましたのでオススメです。
管理栄養士の観点から見て最もオススメなPMSサプリ「女性のミカタ」
私は身体面でも精神面でもPMS症状が結構重くて悩んでいました。
心療内科や婦人科に通ったこともありますが、根本的な改善にはならず。。。
そこで飲み始めたのがPMSサプリの女性のミカタ。
元々は日経WOMANという雑誌で「PMSを改善させるサプリ」が紹介されていて知ったのがキッカケです。
そこから15商品以上のPMSサプリや医薬品「プレフェミン」などの配合成分を全て比較してみたところ、管理栄養士の私の視点からみて、女性のミカタが成分・効果・コスパが最も良かったです。
↑こんな感じでpmsサプリの成分比較をしてみました。
飲み始めて1ヶ月くらいで明らかにPMS症状(私の場合は、イライラ・不安感・うつ・関節痛など)が良くなったので、PMS改善には確かに効果があると思います。
こんな感じの袋です。飲み始めて3ヶ月めです。
女性のミカタには、すこやか編・やすらぎ編と2種類があり、それぞれ配合成分が異なります。
すこやか編は身体的なPMS症状向け、やすらぎ編は精神的なPMS症状向けなのですが、どちらもPMS改善に必要な成分が含まれているので、私は両方購入しています。なので、1ヶ月で2袋ですね。
身体的な症状が強い方でも、精神的な症状が強い方でも、両方飲むことを私はオススメします。
1粒はこの位の大きさです。ちょっと大きめですが、水で普通に飲めます。
成分表には、月見草油(γ-リノレン酸)やチェストベリーエキス、イソフラボンなどPMS改善に効果がある成分が記載されています。
この成分で1ヶ月1,800円(1日60円)はめちゃくちゃコスパいいです。
PMS症状で悩んでいる女性は試してみるといいと思いますよ(^^)
女性のミカタはドラッグストアやAmazonなどでは購入できず、公式通販のみでの販売です。